油断大敵
/
症状から記事を探す
毎年の厳しい暑さに耐えられなくなっている院長の江島です。(笑)
ここ最近の暑さでエアコンや扇風機にあたり過ぎて腰痛を起こす方が増えています。
今回は、レントゲンなどの検査で特定の難しい、非特異性腰痛についてお話しします。
非特異性腰痛には、椎間関節性腰痛、椎間板性腰痛、仙腸関節性腰痛、筋筋膜性腰痛の4種類があり、痛めた部位によって名称が異なります。
今回は、当院の患者さんに多い、椎間関節性腰痛と仙腸関節性腰痛について説明します。
①椎間関節性腰痛とは、背骨同士をつなぐ椎間関節に生じる腰痛です。
背骨の曲げ伸ばしや左右へ捻るような動作は椎間関節によって支えられており、背骨を形成する椎間関節で炎症が発生したり、動きが悪くなると腰痛を起こします。
②仙腸関節性腰痛は、臀部の間にある仙腸関節(骨盤の腸骨と仙骨をつなぐ関節)に生じる痛みです。
多くの場合、激しいスポーツなどによる仙腸関節の捻挫をきっかけに、ズレてしまった関節の位置関係を改善しないまま動作を続けたりして不具合を招いています。
腰痛は種類によって対処も異なり、本調子に戻るまでに時間を要しますので、しっかり対策をして未然に発症を防ぎましょう。